ここ数年で新しい投資先として「暗号資産」や「仮想通貨」「ビットコイン」を考えている人が増えてきています。
「仮想通貨」「ビットコイン」という言葉を聞くと、価格の暴落など危ない投資先のイメージを持っている方もいるかもしれませんが、近年ではテスラをはじめとするアメリカ企業がビットコインを保有するようになり、日本でも上場企業がビットコインを財務資産に組み入れるなど、企業単位で仮想通貨を保有する動きが強まっています。
さらに2021年9月には、中央アメリカのエルサルバドルで世界で初めてビットコインが法定通貨として正式に採用され、2022年4月27日には中央アフリカ共和国がビットコインを法定通貨に採用しこの先も注目される投資先となっています。
いざビットコインを始めようと思った時にどの取引所で口座を開設するのか悩んでいる方も多いと思います。
そこで、暗号通貨(仮想通貨)取引所によって違う取り扱い通貨の種類や手数料、そしてセキュリティなど選ぶ際のポイントの解説とともに仮想通貨取引所を紹介します。
取引したい通貨の種類、セキュリティ、レバレッジ取引のルールなど利用用途によって使いやすさはさまざまです。
各取引所それぞれの特徴は異なるので、気になる取引所があれば口座開設しておくと良いでしょう。メインやサブで使い分けるなどご自身の取引スタイルに合わせて活用するのもいいでしょう。
始め方①:口座開設に必要な書類を用意
仮想通貨に投資するためには、想通貨取引所を使って日本円で仮想通貨を購入することになります。そのためまずは想通貨取引所で口座開設する必要があり、口座を開設するのに必要となる本人確認書類を手元に準備しましょう。
基本的には「運転免許証(運転経歴証明書)」「個人番号カード(マイナンバーカード)」「パスポート(日本国が発行する旅券)」などを本人確認書類として利用できます。
始め方②:口座開設の手続きをする
本人確認書類が用意できれば、仮想通貨取引所で口座開設の申込を行います。自分が口座を開設したい仮想通貨取引所の公式サイトにアクセスすると、トップページに「口座開設はこちら」「新規登録」といったボタンが見つかると思います。その先に進み画面の表示に従って、名前や住所、電話番号やメールアドレスなどを入力し、用意しておいた本人確認書類をアップロードするだけです。
取引所によっては、本人確認書類とスマホで自分の顔写真を撮影する「かんたん本人確認」を採用しているところもあります。「かんたん本人確認」を利用すると最短10分で口座開設が完了できるのでおすすめです。
日本の仮想通貨取引所の多くは、口座開設すると日本円やビットコインがもらえたりするキャンペーンを実施している場合があります。これから仮想通貨を始める方はぜひキャンペーンを活用してお得に仮想通貨を楽しむようにしましょう。
始め方③:日本円を取引所口座に入金
仮想通貨取引所で口座開設が完了したら、日本円を自分の口座に入金しましょう。
取引所にログインすると「入金」という項目があるので、そこから手続きを行います。
取引所によっては日本円の入金に手数料がかかる場合があるので、手数料の有無を確認した上で入金の金額を決めることをオススメします。
GMOコインは、インターネットバンキングの口座から日本円を入金する「即時入金」だと手数料が無料なのでおすすめです。
始め方④:ビットコイン・仮想通貨を購入する
日本円の入金が済んだらいよいよ仮想通貨を購入できます。仮想通貨を購入する場所は「販売所」と「取引所」の2つがあります。
実際に購入する前にこの2つの違いについて理解しておきましょう。
販売所は、言葉の通り仮想通貨を売ってくれるお店のことです。
この場合、ユーザーが売買する相手は仮想通貨を取り扱う企業になります。
一方で「取引所」は、売買する相手は同じ取引所を利用している個人になります。
取引所は「買いたい人」と「売りたい人」をつなぐ場所だとイメージすると分かりやすいかもしれません。
「取引所」の方が「販売所」よりもお得に取引できるので、基本的に取引所で仮想通貨を買うようにすると覚えておくと良いでしょう。
始め方⑤:ビットコイン・仮想通貨を売却する
購入した仮想通貨が値上がりして日本円にしたい時は、売却する必要があります。購入した時と同様に、「取引所」を使って保有する仮想通貨を売り日本円に替えましょう。
交換した日本円は取引所内の口座にあるので、必要であればご自身の銀行口座に出金するようにします。
手続きは取引所の管理画面から簡単に行うことができます。
仮想通貨取引所での口座開設の方法
ビットコインの取引を始めるためには仮想通貨取引所で口座開設が必要になります。
仮想通貨取引所での口座開設の主な流れについて順に解説していきます。
基本的な口座開設の手順は次の4段階となっています。
①メールアドレスを登録
②ユーザー情報を入力
③本人確認
メールアドレスの登録する
口座開設する仮想通貨取引所が決まれば、公式サイトにアクセスします。
トップページには「口座開設する」といったボタンがあるのでクリックして進みましょう。
ほとんどの取引所では「メールアドレス」の登録が求められるので、持っているメールアドレスを入力します。
取引所によっては同時にパスワードも登録する場合があります。
個人情報尾の入力
次に名前や住所などの個人情報を入力していきます。
取引する予定の資金額や職業、投資経験などに関する質問もあるので、表示された項目に回答していきましょう。
本人確認
続いて本人確認の手続きです。
本人確認のための書類として次のいずれかをデータ化して提出する必要があります。各取引所で本人確認書類についての説明があるので事前に確認しておくとよいでしょう。
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
・在留カード
基本的にはスマホでこれらの書類を撮影して提出する流れになります。
その後の本人確認方法として、スマホを使った「スピード本人確認」と「郵送物の受け取り」の2つがあります。
「スピード本人確認」では、スマホで自分の顔を撮影するだけで手続きが完了するため、最短1時間で口座開設が完了するのでおすすめです。
仮想通貨取引所を選ぶポイント
日本国内にはさまざまな仮想通貨取引所があるため、どこで口座を作ればいいのか迷う人も多いと思います。
実際に仮想通貨投資を始める前に取引所を選ぶ際にチェックしておきたい4つのポイントを紹介します。
②取扱い銘柄
③セキュリティ
④ツールの使いやすいさ
①手数料が安い仮想通貨取引所を選ぶ
仮想通貨取引所にはさまざまな手数料が存在します。代表的な手数料として次のようなものがあります。
②入金手数料(日本円)
③出金手数料(日本円)
④送付手数料(仮想通貨)
仮想通貨に限らず投資をするなら手数料を可能な限り抑えることが理想です。
1度にかかる手数料は少額かもしれませんが、積み重なると大きな額なることもあります。
特に仮想通貨取引所で気をつけたいのが入金手数料と出金手数料で、取引所によってその額はさまざまで数百円必要な場合もあれば無料の取引所もあります。
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